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ガイソー宮崎店

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【コラム】塗料の成分と劣化のメカニズム

2020.04.04

塗料を構成する4つの成分 配分量の違いで耐久性も変化

こんにちは。
ガイソー宮崎店です。
本日は、塗料のメカニズムについてお伝えさせていただきます。

塗料は「顔料」「樹脂」「溶剤」「添加物」の4つの成分で構成されています。この4つが絡みあうことで。家を紫外線や雨から守る「塗膜」になります。成分の配分量の違いで価格や耐久性も変化します。
一般的に、樹脂が多い塗料ほど高価になりますが、その分、耐久性もたかくなります。
塗料は安いだけで選ばないでください。
耐久性が低く、すぐに塗替えが必要になる可能性があります。
顔料
顔料は、それ自体色を持つ粉末個体であり、主に塗料の色彩などを形づくる成分です。顔料そのものが私たちの目に塗膜として見えています。
樹脂
塗料の主成分である顔料だけでは、塗膜としての機能はありません。
樹脂は顔料を膜として強固に密着させる働きを持ちます。
また、樹脂の種類によって耐久性や性能も決まります。
溶剤
シンナーや水など、樹脂を溶かしたり、薄めたりするための透明な液体です。塗料を適正な粘度に調整したり、塗面の仕上がりを良くするために使用します。
添加物
防藻・防カビ・低汚染・抗菌など、塗料の機能性を向上させる補助薬品です。塗装の目的とする機能や用途に応じて、必要な添加剤を少量だけ混ぜ合わせます。

塗料の劣化を引き起こす最大の原因は太陽光の紫外線

気温や酸性雨など、塗料を劣化させる様々な要因はいろいろありますが、最も大きな原因は太陽の紫外線です。
紫外線は塗料を塗った表面の0.1㎜程度まで浸透し、劣化をさせます。塗料が劣化すると、顔料を結合している樹脂層も劣化し顔料離脱が生じてしまします。この現象を「チョーキング」といい、触ると白い粉が付いてしまします。
劣化の度合いは塗膜の成分によって異なります。

【ポイント】塗料用樹脂の結合は、アクリル系→ウレタン系→シリコン系→フッ素樹脂系→無機系の順で高くなり、耐候性もおおきくなります。

最後までご覧頂き、ありがとうございます。

ガイソー宮崎店では、無料で外壁・屋根の診断を行っております。
もちろん、塗料に関する相談も、お気軽にお問合せください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

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